さくら挿し木のぼんちゃん ~盆栽道中記~

初めての桜の挿し木に挑戦し、発根を経て、「ぼんちゃん」と名付け、盆栽となるまでの道のりを随時記録。(現在2年目に突入)

休眠挿しから40日が経過

休眠挿し開始から40日、未だに発根の兆しは確認できずです。

開葉のスタンバイをしている新芽の様子からすると、

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挿し穂がダメになっている感はまだないので希望を持ち続けています。

やはり休眠挿しは発根まで日数がかかるようですね、管理はとても楽ですが。緑枝挿しだったらすっかり根が伸びているか、挿し穂が枯れてしまっているかどちらかの頃です。

 

今にも葉が開きそうなほど芽がぶりぶりと太っています。

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ただ、問題はここからですね。

発根よりも先に葉が開きだしてしまうと、エネルギーがそちらに消費されてしまうことになるので発根が厳しくなります💧 優先的に発根にエネルギーを使ってもらいたいところ。

 

🌱「葉を開かせたいけど、あっ、根っこがない!まずは根を出さなきゃ!😯」

 

となってくれればいいんですけどね…

 

🌱「根っこないけど、ま、いっか。葉っぱ開かしちゃえ!」では困ります。

 

こうやってジョーク的に書いていますが、植物ってのは意外とそういったところもちゃんとしているというか、うまくできてるなぁと思わされることも多々あって、

たとえば、1本の枝を切るとそこから2本の新しい枝が生えてくるだとか、障害物があるとそれを避けるように伸びるだとか。賢く生きてます😲

そういったことを思うと「葉を開かせるにはまず発根を」というのもありそうな気がするんですけどね…🤔 葉が先に開いてしまい発根に至らなかったという例もそれなりにあるようなので、そうならないように期待するばかりです🙏

 

挿し木のテクニックの1つとして「水やりを徐々に減らしていく」という方法を見かけます。"挿し穂に水不足の危機感を与えることによって発根を促す" という理屈によるものなのですが、科学的に実証されているかどうかは定かではありません🧐

先述した通り植物は賢く、そして生きようとしているので、それを考えるとこういった方法も「なるほど」と思いはするのですが、水やりを減らしつつ生かすというのは経験豊富な上級者でないとそのさじ加減がなかなか難しい方法のようにも感じます。今の自分の経験値では水やりが足らなさすぎて枯らしてしまいそう💦 せめて「序盤は1日2回の水やりで、中盤頃から1日1回に」程度のことは実戦していますが、それですら不安に思っています😅

 

最後に、

モミジの秋丸くんの様子ですが、

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葉が開き始め賑やかになってきました🌿

しかし、

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片側の枝だけですけどね。

 

どゆこと…?😏

 

東京の今年の桜の開花が遅めのようですね。寒暖差が極端に激しい日々ですし、冬もそれほど厳しい寒さだったとは感じなかったので、休眠打破といったその辺のところが影響しているのかもしれませんね🌸