「桜の盆栽を作ってみよう!」と思ったその日から桜一筋で挑戦してきましたが、とうとう桜以外にも手をつけてしまいました😅
🍁モミジ と、
🌲赤松 です。
以前、このブログで書いた 盆栽屋のオジサン のところで購入。
どちらも3年生だそうです。
まずは モミジ 、
モミジのミニ盆栽には前々から興味がありましたが、桜と同様に「挿し木で作ってみたい」と思っていたので知識を備えるべく様子見といった状態でした。
が、
この樹形に一目惚れ☺️
前年の落ち葉が残っていましたが、小さくてカワイイ♪
秋のイメージが強いモミジも、3月頃から緑の葉が出てきます。
『紅里秋丸 (こうりあきまる)』と命名しました🤗
通称、秋丸くん です♪
買ったときからすでに 曲 (針金で枝を曲げ樹形を作ること) がつけてある秋丸くん。大きさも含めてこの樹形のままで満足なのですが、強いて言うなら、もう少しだけ太らせた方がもっと良い感じになるであろうと思い、
しばらくザルで育ててみることにしました。
盆栽の成長速度として
1位- 畑
2位- ザル
3位- 大きな鉢
といった順でよく言われています。
根の成長を遮るものがなくそして地熱がある 畑 は圧倒的に成長しますが、その畑を用意するのは簡単ではありません。そこで ザル の登場です✨
ザル植えの場合、伸びた根は網目から出てしまいます。そうなった根は「これ以上に伸ばしても水にありつけない」と判断し伸びが止まります。すると幹元から新たな根が伸び始め、それがまた網目から出て止まり…と、そのように繰り返していくうちに幹元からたくさんの根が生え、必然的に幹が太くなる という仕組みです。
鉢植えの場合は、伸びて鉢の壁に当たった根は方向を変えて伸び続け、鉢の中をぐるぐると巡ります。
また、ザルは全体が網目になっているので排水性・通気性がバツグンです。土の乾きが早くなるので水やりの頻度が高くなります。吸水と呼吸のサイクルが増えるので植物の代謝が高くなり、成長を促進させます。
とまあ、ザル植えについて書きましたが自身でやるのは初めてで(笑)、この1年でどのぐらい太ってくれるのか楽しみなモミジの秋丸くんです。
そして 赤松。
松といえば盆栽の代表格といったところでしょうが、自分が育ててみるのは「まぁ、いつかそのうち…」程度でいました😅 まずはやっぱり "桜を" だったので。しかしこの赤松にもなんだか一目惚れ。小さな松はそれはそれで可愛いです。
そんな程度で買ってきたものですから、この松をこれからどのように育て上げていこうかというのは全く描いていませんでした🙄💦 赤松の生態すらほとんど無知です…。このままでも可愛らしいし、特にアレコレと細工はせず盆栽鉢に移そうかとも思いましたが、さすがにそれでは味気が無さすぎるだろうということで、
少しだけでも太らせるべく二回りほど大きい素焼き鉢に移し、そして針金で曲を付けてみました。
人生で初めての樹形作りですが、どうですかね…?🤔
盆栽の 針金掛け も、左巻きか右巻きか、どこを巻くかどのように巻くか、巻かずに掛けるかどの方法を使うかなどなど…、理にかなった技術や方法が様々で奥が深いです。しかし人生初の針金掛け、ひとまず基本的なことと注意すべきことを勉強してのトライ。幹を折ってしまわないかとドキドキしながらなんとか巻き終え、針金を指の腹で少しずつ押しながら曲を付けました。「思ったよりも巻くのが難しかった」というのが感想です😥
名前は『ヒョロ松くん(仮)』😅
1年以上も前から早々と盆栽鉢を準備してあるのですが、けっきょくまだ誰もそれらの鉢に入らずじまいです。
来年の今頃、モミジの秋丸くんには入ってもらいたいな~♪
それにしても、
盆栽には "ジジ臭い" というイメージがありますが、盆栽屋で苗を眺めていると老若男女のけっこうな人数が立ち寄ってくるんですよね。そして近年は世界で盆栽人気が高まっているのだそう。
日本文化の魅力という以前にやっぱり植物の魅力に惹き付けられるのでしょうかね🤗