さくら挿し木のぼんちゃん ~盆栽道中記~

初めての桜の挿し木に挑戦し、発根を経て、「ぼんちゃん」と名付け、盆栽となるまでの道のりを随時記録。(現在2年目に突入)

桜挿し木に初挑戦!

2022年3月28日に

「挿し木で盆栽を作ろう!」と思いたったその日、

 

さっそく1本の水挿しに初挑戦。

 

と言っても、ただただ水に挿しただけで…


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Twitterなんかを見てみると

「落ちていた桜を水に挿していたら根が出てた!」

というツイートもそれなりにあったので、期待していたけれど、

 

3日後…


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5日後…


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それでも「ここから発根するのかも」と

期待を失わずにいたら…


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桜さんごめんなさい…💧

 

「水さえ与えておけば根も生えるだろう!」という甘い考えと間違った認識が招いた結果…。

 

今となっては

 

花が咲いた枝を挿し穂にするなんて、

 

フルマラソンを完走した直後に断食させて

「わずかな水だけで1ヶ月生き延びろ!」

 

と言っているようなものだということは

よくわかるんですけどね…

 

挿し木 というのは

 

「如何に発根させるか」ではなく、

「如何に生き延ばすか」かが大切で、

 

根っこが無いその挿し穂の命綱は

 

 

枝の中に残っているエネルギーのみ。

 

 

開花のためにエネルギーを使った直後の枝を挿し穂にしても

 

発根させるための力 なんてのは残っていないわけで、

 

発根どころか、

 

生き延びる余力もない状態

 

 

切り口から吸収できる水はほんのわずかで、

 

挿し穂の中に蓄えられているエネルギーのみで1ヶ月ほど生き延ばす…その先に

 

 

『発根』

 

 

というプロセスがあるわけです。

 

なので、

 

「落ちていた桜を水に挿しておいたら根が出てた」

というのは、たまたま 生き延びる余力を持っていた枝 だったということでしょう。

 

 

 

いやぁ…お恥ずかしい & 申し訳ない…💧

 

そういうわけで

ここから本格的に『 "挿し木" から "盆栽作り"』 の挑戦です!