まだ落葉していない我が家の桜盆栽(1年生)たち。
屋内にてLED育ちなので外気の影響を直接受けず、ここんところ15℃辺りを推移していました。落葉が遅いのはそれが最もの理由だと思いますが、昨年5月末の挿し木から始まって6月末に発根、それから葉が育ちきったのが8月末という世間より大幅に遅れた進捗でもあったため、芽がしっかり育つまであえて落葉を遅らせてみたというのもあります。
前回の記事に書いたとおり、芽もちゃんと育っているだろうということと、さすがにもう1月なので…休眠〜休眠打破に向けて徐々に冷気に触れさせるようにしました。
急な温度変化は植物にとって大きな負荷となる ということで、いきなり屋外に出すことはせず、まずは夜間のみ玄関ドアの前に移動。温度計では8℃前後の場所で、我が家の中では一番寒いところです。
3日ほど前からは日中もその場所に。そのうち、今度は夜間に屋外へ出して休眠打破へと思っていますが、桜の場合、休眠打破というのは「5℃前後を一定期間」ということで、それほどしんしんに冷えた空気でなくとも良さそう🤔 …情報はいろいろと違いがあるので信憑性はわかりませんがね…そういうわけで屋外と玄関前の気温を鑑みてということになりそうです。
3月頭に植え替えを検討しています。
右側の、耳かきほどの太さの方、
根詰まりしているわけではないですが、土が締まってしまい水捌けがだいぶ悪くなってきました。それに伴って通気性も落ちているので、もう一方と比べると乾きが遅め。植え替え必須でしょうね。
耳かき程度の細さということもあり、鉢ではなく ザル栽培 にて太く育ててみようかなと。
植え替えは樹木にとってストレスがかかるため、真冬の寒さと、春の暖かさで樹勢が戻ってくる時期を避けたタイミング で予定しています。
我が家の桜たち、初代の経験からするとおそらく春に芽が動きだすのは4月半ば頃ではないかなと。屋内 & LED での育成なので屋外のように日光の暖かさを受けない故でしょう。
初代は芽が動き葉も開きだしたものの、途中で枯れてしまったという苦い経験に…😥 冬場の感覚のまま水やりを続けてしまっていたことが原因だったかもしれません。桜やモミジは水を好む植物 なので、今となっては「開葉に必要な水が足りなかったのではないか」と思い当たります。今年は早めに春モードの水やりに切り替えて、そして 寒肥 といった開葉前に与える肥料も試してみようと思います。
春に再び葉がしっかりと開いてくれたら万々歳です。そしてそこからは自分にとって初体験。挿し木から2年目に突入ということで、どのように葉が展開していくのか、どのぐらい伸びてくるのか、どこに新芽が付いてくるのかなどなど楽しみですが、まずは5月〜6月頃に様子をみて 針金掛け を検討中。
樹形としては「幹元を太く、幹先は細く」のいわゆる コケ順 をイメージしているので、針金を巻いたからといってぐにゃぐにゃと曲を付けるつもりはないですが、一直線というのも味気ないですからね🤔
(二代目ぼんちゃん樹形イメージ図)
針金掛けをこの時期に選ぶのは、強制的に枝を曲げるのもまた植物にとって強いストレスがかかってしまう ので、寒気や開花・開葉といった時期を避け、そして植え替え直後のタイミングを避け、且つ樹勢のある時期がこの頃だからという理由です。また、新しく伸びた枝がまだ柔らかいタイミングなので曲げやすい ということと、葉の広がりをみて日の当たり方を整えやすい という理由もありますね🌿
なにはともあれ、まずは今この冬を乗り越えられてからのこと…🙁 葉っぱの具合で様子を見ることができない時期なので、特に水不足になってしまわないように気をつけたいところです。