さくら挿し木のぼんちゃん ~盆栽道中記~

初めての桜の挿し木に挑戦し、発根を経て、「ぼんちゃん」と名付け、盆栽となるまでの道のりを随時記録。(現在2年目に突入)

根腐れを心配しすぎた結果

2022年7月16日のぼんちゃんは、

 


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若葉色がすっかり緑に。

 

 

そしてやはり、

 

あれから新たな葉が出ることはなく、

 

今年はこのスタイルでいくようです。

 

 

植え方がやや斜めになってしまっているためか、

 

葉っぱがこっちを向いているのも個性的😅

 

 

しかし、

 

 

そんなぼんちゃんの葉っぱに異変が💦

 

 

 

葉先が少し


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枯れている…😨💦

 


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1枚の葉っぱだけならまだしも、

 

全ての葉が同じように💦

 

 

原因を早く特定しなければっ🤔💦

 

 

葉先が枯れる原因を検索してみたところ、

 

いくつかの原因が出てきた。

 

 

 

 

原因①  水が足りていない

 

原因②  水が多すぎる

 

 

 

・・・、

 

 

 

どっちだよ!?💦

 

 

 

原因③  直射日光による葉焼け

 

原因④  病気いろいろ

 

 

 

ぼんちゃんは直射日光に当たっていないので

 

原因③の 葉焼け ではないはず。

 

 

病気に関しては

それぞれ特有の枯れ方があったりするようで、

 

今回のぼんちゃんの枯れ具合からすると

病気ではなさそう。

 

 

そうなると、

 

原因①  水が足りていない

 

原因② 水が多すぎる

 

のどちらかが濃厚だろう…。

 

 

 

 

どっちだよ!?💦

 

 

 

 

水が足りない と判断すれば

水を多めに与えることになり、

 

水が多すぎる と判断すれば

水の与え方を少なくすることになり、

 

もしその判断が間違っていたとしたら

対策として真逆のことをしてしまうことになるわけで、

 

原因を助長する結果になってしまう…😨

 

究極の選択だ…💦

 

 

 

鉢植え植物への水の与え方として、

 

「土の表面が乾いたら与える」

 

という教えをよく目にする。

 

 

初心者の感覚では

 

"土が常に湿っていないと枯れそう"

 

と思っていたりするので、

 

土が乾かないようにこまめに水を与えておきたくなる。

 

 

しかしそれは誤った認識で、

 

 

こまめに水を与えてしまうと通気性が悪くなり、

 

また、鉢内に水が溜まることで

根が水に長く浸かり続けてしまい、

 

そうして酸欠となってしまった先は

 

根腐れを起こしてしまいます。

 

 

だから「土の表面が乾いたら」なのですが、

 

 

 

だけど…、

 

 

 

 

土の中の残水量は

 

鉢の大きさによって違うのでは…?

 

 

 

大きな鉢はそのぶんだけ水を多く溜め込むし、

 

小さな鉢は多く溜め込めない。

 

 

バケツに入れた水と、コップに入れた水とで

どちらが先に蒸発して無くなるかと考えれば、

 

当然、コップの方が早く無くなる。

 

 

つまり、

 

 

「土の表面が乾いたら」といっても、

 

大きな鉢と小さな鉢とでは

その表面下の残水量が違うのだから、

 

 

小さな鉢はギリギリの状態なのでは…?

 

 

だとすれば、

 

 

ぼんちゃんも水不足に陥りますわ…💦

 

 

今回の葉先の枯れは

それが原因だったのでしょう…。

 

さらに加えて言うならば、

 

「土の表面が乾いたら」を

そのまま鵜呑みにしてしまったこと、

 

根腐れを起こさないようにと意識し過ぎたあまり、

逆に水不足を招いてしまっていたこと、

 

そういうことに違いない。

 

 

ましてや、桜は水を好む植物なので

 

特に鉢が小さいうちは

 

根腐れを心配するよりも水不足を心配する方が

 

適切なのかもしれない。