さくら挿し木のぼんちゃん ~盆栽道中記~

初めての桜の挿し木に挑戦し、発根を経て、「ぼんちゃん」と名付け、盆栽となるまでの道のりを随時記録。(現在2年目に突入)

桜の越冬を誤解していた

 

ポトっ………

 

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……はっ!😮

 

 

また1枚、落葉…🍂

 

やっぱり早すぎやしませんかね…?💧

大丈夫なのかしら…😥

 

だけど他の葉はまだ青々。


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大丈夫なんでしょう、きっと…。

 

桜は冬になると休眠するので、

そういったことも知っておかないとなぁ。

 

 

『休眠打破』という言葉があります。

 

眠っていた桜が春のために動きだすきっかけ のことを言うのだそうです。

 

厳しい冬を越すために落葉するのだから、冬場はずっと眠っているのだろうと思っていたらそうではなく、

 

 

" 一定の寒さになると目覚める "

 

 

…ん?

 

これは言い換えると

「ある寒さになると目覚める」ということですよね…?

 

寒いうちはずっと寝ているんじゃないんだ…?🤔

 

 

🪴「温かくなってきたから起きよう」

 

ではなくて、

 

🪴「…ちょー寒い!目が覚めた!」

 

といった感じなのだろうか…。

 

 

言われてみると、桜の満開予想というのは

" 2月1日からの最高気温の合計が600℃となる日 "

とされているので、

 

たしかに2月1日頃っていちばん寒い時期だ😮

 

さらに色々と調べてみるとどうやら、

 

『低温刺激を受けた後で気温がグッと高まると目覚める』

 

つまりそれが 休眠打破 ということのようで。

" 低温刺激 " というのがポイントですね。これがないと桜の開花が遅れるらしく、実際に、東京よりも比較的に冬が暖かめの鹿児島では、東京よりも開花が遅れることがあるのだと。

 

その一方で高知県は、

鹿児島と同じく南国のイメージがありながら、実は最低気温が0℃となる日が年平均で20日ほど あるらしく、2011年~2021年の10年間で開花最早が3回だった そうです。

 

 

ほぇ~😮

 

 

単純に桜前線の北上に伴って暖かい南の地域から順に開花してるものだと思っていましたが、

 

ガッツリと冷え込んでから暖かくなる ということが順調な開花のきっかけ、つまり 休眠打破 なのですね。

 

まぁ、我が家のぼんちゃんに至っては、来年の開花は期待していないですし、開花するとしても遅れてくれてぜんぜん構わずで、

 

枯れずにまた葉を出してくれればそれで良い!

 

…という気持ちなんですけどね。もしそのためにも休眠が必要なのだとしたら、やっぱりそこんところが気になります。

 

 

じゃあ桜が休眠するのはいつ…?🤔

 

 

晩秋 ~ 初冬

 

 

なのだそう。

こりゃまた曖昧な…🙄💧

 

11月半ば~12月頃 という感じなのでしょうか。

 

完全屋内育ちのぼんちゃんの環境は屋外よりも温かく、それゆえ「どうやって秋を感じさせるか」ということを考えてきましたけど、それはまた " 休眠への導き "ということにもなるような気がしてきました。

 

ちなみに気象庁が使っていた桜満開の式が

 

   DTS=exp{9.5×10³×(t-288.2)

                                  /(t×288.2)}

 

ふむふむ…

 

わからん💧

誰が導き出したのよ…すごいな…。