さくら挿し木のぼんちゃん ~盆栽道中記~

初めての桜の挿し木に挑戦し、発根を経て、「ぼんちゃん」と名付け、盆栽となるまでの道のりを随時記録。(現在2年目に突入)

枯れなのか木質化なのか

今年の東京の桜は

開花 - 3月16日

満開 - 3月23日

との予想発表がありました。

 

あと10日もしないうちに開花がスタート。

それでも ほんとに?と思うほどまだ芽は静かな様子です。

 

…特に我が家のぼん様は🙄

 

ここんところ、ぼんちゃんの生活環境の室温は14℃前後を推移。本日に至ってはパソコンなどの機材熱の影響もあってか、室温計は18℃となっていました。

 

いつもながら屋外のように寒暖差はあまりありませんが、室温としては外とそれほど変わらず「春」らしくなってきているよう思います🤔

 

休眠打破に必要な『グッと冷え込む』はまた別として、それ以後、完全室内育ちのぼんちゃんにとってはまあまあ順調な環境ではないかと。

 

2月末から、メネデールと液体肥料の供与を再開しました。

 

春からの成長を促して花や葉の成長を充実させる大切な肥料、

 

いわゆる 寒肥 ですね。

 

とはいっても肥料を与えるというのは簡単なものではなく、

 

与える量やそのタイミングを間違うと植物が大きなダメージを受けてしまうもの でもあるので、

 

700倍に希釈されたものを、

さらに200ccの水に対して20滴

という割合で与えています。

 

極々少量だとは思いますが、まぁ肥料が無くとも植物は育つものなので、過剰になるぐらいなら少なすぎる方が絶対的に安全 という判断です😐

 

昨年夏も同じ割合で与えていました。

 

メネデールは200ccの水に対して100倍希釈の2mL。こちらは目安通りの量を与えています。

 

 

…とまぁ、

 

こうして、芽が動き出すことに向けた準備をしているわけですが、何より

 

"生きてくれていれば" 意味を成すのであって、もしぼんちゃんが枯れてしまっていれば、

 

この3ヶ月間、

 

ただの棒に水を与えていただけのことになります…😭

 

3つ前の記事にも書きましたが、葉っぱが無いので様子がわからないんですよね…💧

 

冬の間に盆栽が枯れてしまっていたということはよくあるそうで、実際に育ててみるとそうなる理由がよくわかります🤔

 

控えめな水やりの時期でありながら、その水が足りているのか足りていないのか…葉っぱの様子でそれを伺えない難しい時期です。

 

枯れてしまった盆栽は、幹や枝の表皮にシワが出るそうなので、冬の間はそういったところを注視し続けてきましたが、

 

これ、


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どうなんでしょうね…?🙄

 

枯れによるシワなのか、

それとも徐々に 木質化 していってる状態なのか、

 

まだ何ともいえません。

 

木質化とは、

緑枝の細胞壁が硬くなり茶色い木になることです。

 

バラなどを育てている人にとっては、緑の枝のままの方が見栄えがいいので木質化を避ける傾向にありますが、

 

ぼんちゃんは桜なので、木質化していってほしいもの。ましてやその方が盆栽の見た目として好ましいですから…🙄

 

枯れてしまっているかどうか、

それを一番手っ取り早く知る方法は

 

枝を切って中の状態を見てみる ことです。

 

枯れている部分を切り落としていき、枯れていない部分を残して復活させていくわけですが、

 

今のぼんちゃんにはそれをする余地がないので、

 

「春を待つ」

 

それだけが唯一知る方法です…🙄

 

ちなみに、

10ヶ月前のぼんちゃんは



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こんなに綺麗な緑でしたが、

今はこんな色です。


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